神戸大学と加茂市はJST未来社会創造事業採択研究プロジェクトの事業連携基本協定を締結しました
このたび、国立大学法人神戸大学(本部:神戸市灘区、学長:藤澤正人、以下「神戸大学」)と加茂市は、国立研究開発法人科学技術振興機構(英語表記 Japan Science and Technology Agency 略称 JST)の実施する未来社会創造事業における「人間中心の社会共創デザインを可能とするデジタル社会実験基盤技術の開発」プロジェクト(研究代表者:神戸大学大学院システム情報学研究科 貝原俊也教授)を協働で行うため、事業連携基本協定を締結しました。この協定締結により、今後、加茂市と神戸大学間のスムーズな連携と推進が期待されます。
本協定では、両者の連携・協力のもと、以下の事項について活動を推進します。
- AI技術を用いて模擬的な世帯構成員を日本全国に配置した合成人口データを用い、リアルスケール社会シミュレーション技術をコアとして、自治体施策立案の過程で行う社会実験をデジタル空間上で行うデジタル社会実験基盤技術の研究開発に関する加茂市をフィールドとした有効性実証の推進
- 加茂市による社会フィールド対象者の抽出と勧誘の補助、そして加茂市が保有する研究対象者の個人属性情報等の研究開発プロジェクトへの提供
- 研究開発プロジェクトによる本事業の運営・管理と住民アンケートの実施、そして加茂市から提供されたデータと住民アンケートのデータを分析し、人間中心の社会共創デザインを可能とするデジタル社会実験基盤技術の開発
- デジタル社会実験基盤技術の加茂市施策課題への実適用と、加茂市の新たな行政施策策定および実施の支援
※詳細については、下記リンクをご参照下さい。
関連リンク
・JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)
・JST 未来社会創造事業
・JST 未来社会創造事業(探索加速型)「超スマート社会の実現」領域 本格研究
・「人間中心の社会共創デザインを可能とするデジタル社会実験基盤技術の開発」研究概要
・SmartWellnessCity 首長研究会
・神戸大学プレスリリース(2024年8月9日)