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加茂紙漉場について

  平成5年を最後に生産として紙漉きを行う人がいなくなり、「加茂紙」漉きの伝統技術をもっている人が減ってきました。

 このままでは「加茂紙」が消滅することを憂慮した加茂市は、2012年(平成24年)に国の緊急雇用創出事業を活用し、「加茂紙」の再生事業を立ち上げました。

加茂市商店街の空き店舗を改修して紙漉きの機械や道具を設置し、「加茂紙」漉きの知識を持っていた方から「加茂紙」漉きの技術を継承する10人を募集しました。

現在は、そのうちの1名が加茂市の臨時職員として常駐し、「加茂紙」の生産・販売を行い、技術のさらなる向上に努めています。

2021年(令和3年)より、加茂市内で「楮(紙の原料)」や「トロロアオイ(つなぎ)」の栽培を本格的に開始し、自家製完全加茂産の「加茂紙」を生産しています。(加茂産以外の材料を使用した「加茂紙」も生産しています。)

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