熱中症
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節 機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
熱中症による救急搬送人員
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症による救急搬送人員数は、毎年5月から9月だけでも全国で約4~5万人、新潟県で約1,000人程度出ています。特に7月から8月の救急搬送人員が多く、高齢者が半数以上を占めています。
※ 参考:総務省消防庁(https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html)
熱中症になりやすい要因と予防方法
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、 周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
1) 熱中症になりやすい要因
(1) からだ
- 高齢者・乳幼児
- 暑さに慣れていない人
- 肥満の方
- 体調が悪い・寝不足・低栄養状態の方
- 脱水状態・二日酔い
- 持病のある人(糖尿病や精神疾患など)
(2) 環境
- 気温・湿度が高い
- 閉め切った屋内
- 風が弱い
- エアコンの無い部屋
- 日差しが強い
- 急に暑くなった日
(3) 行動
- 長時間の屋外作業 ・激しい筋肉運動
- 慣れない運動
- 水分補給のできない状況
2) 熱中症の予防方法
(1) 健康管理
- 無理せず徐々に身体を暑さに慣らしましょう。
- こまめに休憩(暑いときは無理しない)
※ 体調の悪いときは、特に注意しましょう。
(2) 体温管理
- エアコンを使用する
- 換気をする
- 日傘や帽子を使う
- 涼しい服装
- 日陰を利用する
- 適度にマスクをはずす
- 部屋の温度や湿度をこまめに測る
(3) 水分・塩分補給
- のどが、かわかなくても水分補給する。
- 汗をかいた時には、塩分補給も忘れずに!
※ 参考:環境省「熱中症予防情報サイト(https://www.wbgt.env.go.jp/)」
さらに詳しく知りたい方へ
(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/)
お問い合わせ先
健康福祉課健康づくり係
電話52-0080(内線165)