コンテンツの本文へ移動する
X 閉じる
ホーム組織別ナビ上下水道課工務第一係水のトラブルなど

水のトラブルなど

白い水が出る

  • 水道水が白く濁ったように見えるのは、水道管の内部に空気が入り込み気泡になったものです。気泡が小さいと水は白く濁りますが、コップなどに入れてしばらく置くと次第に透明になります。
  • 工事等で断水をした際に、水道管の中に空気が入り、それが小さな気泡となって出る場合もありますし、お湯の場合は給湯設備などで加熱しますので、その際に水道水に含まれる空気が小さな気泡となり、白っぽくなることがあります。
  • 工事で断水する場合は、消火栓等で空気や濁った水を排出しますが、どうしても家庭の給水管に入ってしまうことがあります。その場合は、しばらく出して、透明になってからご使用ください。

赤い水、又は濁った水が出る

  • 工事や突発的な事故等で断水した場合、赤や赤茶色等の色の付いた水が出ることがあります。これは、配水管の内部に付着した鉄錆等の鉄分が流速の変化などにより一時的に流れ出したもので、しばらく出しておくと透明になります。
  • 工事等で断水した場合、通水する際には作業時に入る空気や汚れなどを消火栓や排泥弁等で排出する作業を行いますが、どうしても各家庭の引き込み管に入り込む場合がありますので、お使いになる前にしばらく出して、キレイになったのを確認してから使用ください。
  • しばらく出しても色が付いている、にごりやにおいがとれない場合は、上下水道課工務第一係(電話0256-52-0080)までご連絡ください。

使い始めに色の付いた水が出る

  • 築年数の経過した住宅や、しばらく住んでいなかった住宅等では、朝、夕の使い初めに赤茶色などの色の付いた水が出ることがあります。その原因は、宅内配管に使用されている鋼管(主に台所等の立ち上がり等)が古くなってしまい、管の内部で発生した錆が水道水に着色して出てきているものです。この場合、しばらく出しておくとキレイになります。
  • なぜ朝、夕の使い始めにこの症状が多く出るのかというと、夜間や誰もいない日中は、水道メーターから宅内側の配管の中にある水は動いていない状態(たまり水)になっていますので、古い鉄管の場合は内部で錆が発生しやすくなり、朝、夕の使い初めに赤茶色などの水が出てしまいます。
  • 現在使用されている鋼管は内面にライニング(コーティング)が施されているため、配管内に錆が発生しにくい構造になっていますが、ライニング鋼管が使用される以前のものについては、内部は鉄と水が接触していますので、どうしても錆が発生しやすくなってしまいます。
  • 錆びた古い配管は、漏水の原因にもなりますので、お早めに取り替えることをお勧めします。工事については、お近くの加茂市指定工事店にご相談ください。

洗面台や浴槽、タオルなどが青くなる

  • 洗面台やお風呂の浴槽が青く着色することがありますが、その原因は、給湯器や風呂釜等に使用されている銅管類から、わずかに出る銅の成分(銅イオン)と、洗面台や浴槽に付着していた湯垢や石鹸成分の脂肪酸などに反応して不溶性銅石鹸を形成し、それらが空気中の炭酸ガスに触れることで青く着色します。
  • これらを防ぐ最良の方法は、常に浴槽や洗面台等をキレイにし、清潔な状態を保つことです。もしも青く着色した場合は、市販されている台所の油汚れ専用の洗剤をスポンジにつけてこすればキレイに落ちます。

浴槽やタイルの目地がピンク色になる

  • お風呂の浴槽やタイルの目地がピンク色になることがありますが、これはカビの仲間で、微生物酵母菌(ロドトルラ)といわれ、黒カビに先行して発生すると言われています。
  • 酵母菌はカビと比べ増殖するするスピードがとても早く、栄養・高温・多湿の3条件がそろうと繁殖しやすくなります。特に浴室は、高温・多湿になり、カビやヌメリの原因菌の栄養源となる皮脂や垢汚れがあるので、発生しやすいのです。
  • 対策としては、常に清潔に保ち、十分に換気をし、水分を残さないのが最も効果的です。

水道水がピンク色になる試薬

  • 水道水には、各家庭の蛇口で残留塩素が0.1ミリグラム/? 以上必要と法律で定められています。これは、コレラや赤痢などの伝染病の細菌だけでなく、O-157のような病原性大腸菌も死滅させ、水道水による水系伝染病を防いでいます。
  • そのため、病院や学校などでは、毎日遊離残留塩素の測定が義務付けられており、その測定には、水道水に試薬を入れると、反応してピンク色になるものが主に使用されています。
  • 近年、訪問販売等でこの試薬を使い、目の前で水道水がピンクになるのを見せ、健康に悪い、おいしくないなどとお客様の不安をあおり、高額な浄水器等を売りつける業者がいますのでご注意ください。

カテゴリー