加茂市は日本一の長さを誇る信濃川沿いに位置し、果樹栽培に適した肥沃な土壌から果樹園が多いことで知られています。桃、日本梨、西洋梨(ル レクチエ)など季節によって様々な果物を楽しむことができます。
桃
夏に食べごろを迎える桃は、香り高くジューシーな味わいで人気の果物です。「日の出」「あかつき」「まさひめ」「なつっこ」「川中島」など様々な品種を7月上旬から約2ケ月間楽しむことができます。
日本梨
8月中旬の「幸水」から始まり、11月まで出荷される「新興」までリレー出荷されます。品種によって甘味、大きさ、酸味、食感などが違います。また、新潟県だけのオリジナル品種である「新美月」「新王」や2021年に品種登録された新品種「新碧」もありますので、お気に入りの日本梨を見つけてみてください。
〇主な品種の特徴
幸水・・・・・・・・果肉が柔らかく、甘さとジューシーさが特徴
豊水・・・・・・・・多汁で甘さと酸味のバランスが良い
あきづき・・・・酸味が少なく、甘みが強く感じられる
新美月・・・・・・濃厚な甘みと酸味のバランスが良い
新王・・・・・・・・スイートのような甘みと力強い食感
新高・・・・・・・・平均サイズでも約800gを超え、食べ応えがある
新興・・・・・・・・程よい甘さと酸味
西洋梨「ル レクチエ」
西洋梨と言えばラ・フランスがよく知られていますが、加茂市で生産されている西洋梨は「ル レクチエ」です。ル レクチエの日本での生産量のほとんどは新潟で栽培されています。西洋梨の中でも栽培が難しい希少性から「幻の西洋梨」などと呼ばれています。収穫期は10月中旬ですが、その後40日以上の長期追熟を経て出荷されます。豊かな甘みと芳醇な香り、とろけるような食感を体験してみてください。