2月4日、加茂市産業センター・ホールにおいて、「避難訓練振り返り研修会」を開催し、自治会の区長・役員さんや一般の市民の方、合わせて63名の方が参加しました。研修会では、昨年9月に行われた市の総合防災訓練の中で行われた地域の避難訓練を振り返り、実際に訓練を行った自主防災組織の代表者をパネリストとしたパネルディスカッションを行いました。パネリストの方からは、「一人の避難行動要支援者の避難を支援するには、思っていたより多くの支援者が必要だということがわかった。」、「最初、車いすは右側通行なのか左側通行なのか迷ってしまった。」、「予想以上に参加者が多く嬉しかった。」、「まずは基本的なことをやってみよう。その後、みんなで話し合おうという考えで進めた。」、「地域の災害リスクを考えて、自分たちの地域に合った訓練を行った。」、「多くの人が参加し、顔の見える関係ができた。災害時の助け合える関係づくりのためにも有意義だった。」など、実際に訓練を行った方でこその貴重なご発言が多くありました。
市では、令和6年度も総合防災訓練の中で地域の避難訓練を予定しています。市内のどの地域も、災害の種類や程度の違いはありますが、なんらかの災害リスクを抱えています。最初から100点満点を目指す必要はありません。まずは、多くの人が参加し、基本的なことをやってみることが大切です。そして訓練の後、今後の改善点についてみんなで話し合い、日頃の備えに繋げていけばよいと思います。
市もできる限りのサポートをします。地域の避難訓練を一緒に行いましょう!