移住者の声

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地域おこし協力隊 松本悠雅さん

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大阪府出身。2歳で体操教室に入会して以来、体操競技に没頭。新潟経営大学に入学し、4年生で競技生活を引退。卒業後は東京都の一般企業に就職したものの、地域おこし協力隊員となって、2022年1月に再び加茂市に移住。「体操トレーニングセンター」の管理業務に携わりながら、「加茂体操クラブ」で子供たちに体操を教えている。

加茂市へ移住したきっかけは?

一度は都内の一般企業に就職しましたが、「自由に出掛けられない」「身体も動かせない」といったストレスを抱えていました。2021年8月に北信越の6県で開かれた全国高校総合体育大会(インターハイ)に、体操競技の審判として参加した際、「体操に改めて関わっていたい」と思いました。そんな中、地域おこし協力隊の話があり、加茂市に移住してきました。

今の仕事を始めたきっかけを教えてください

大学4年の10月に行われた大会を最後に選手としては引退しましたが、卒業するまでの間、子供たちに体操を教えていました。そのご縁もあって、現在も体操クラブの選手をほぼ毎日指導しています。

教える楽しさ、苦労していることなどありますか?

(自分自身が)体操選手としては背が高い方で、競技では不利だったのですが、それをどうやって活かすかを常に考えて競技に挑んでいました。大会で得る喜びをはじめ、けがなどの挫折も知っているので、自身の経験を活かして指導しています。選手が楽しそうに取り組んでくれているとうれしいです。「楽しさをまずは追及してほしいな」と思っています。練習中に気を抜くとけがの元なので、気を抜かせないように注意しています。子供たちには、「体操を嫌いになってやめてほしくないし、中途半端にならないでほしい」と願いながら、指導しています。

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学生時代の思い出などはありますか?

大学に入学したころは、スーパーやコンビニが少なく、電車の本数も少ないことから、「大阪とは違うなあ」と思いました。基本的には体操漬けの学生生活でしたが、毎年恒例で、夏の大会の前に加茂川の河川敷で仲間たちとバーベキューをやったのが楽しい思い出です。

加茂市の魅力を教えてください

東京で生活していた時は、「日々急かされている感じ」が常にあって、「休みが休みでないような感じ」がしていました。加茂は、自然(川や空気)がきれいで、環境が穏やかに感じられます。ゆったり時間が流れていて、心が休まるところです。「のんびり暮らすには、住みやすい」と思います。ほかにも、開催されるスポーツイベントの種類が多く、「市民にスポーツが根付いていて、スポーツに対する理解が深い土地だな」と思っています。

これからの夢や目標を教えください

私自身、節目にはお世話になった人や場所を訪ねるようにしています。加茂市で体操を習った子供たちが、成長して加茂市を離れても、何かの節目には「帰って来られる居場所をつくってあげたい」と思っています。

加茂市への移住を考えている方へのメッセージをお願いします

さまざまな競技団体が数多くあり、老若男女問わずスポーツが盛んです。市営のスポーツ施設が整っていて、スポーツ(体操)を始めるには恵まれた環境の地域で魅力的です。「自然もあり、伸び伸びとした環境で健康的に生活できる場所」だと思います。

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